本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間:2023年10月21日(土)~11月19日(日)
■展示物に対する入場者の反響
・「すごろく」というだけですでに興味を示しており、実際に体験しているときも楽しんで体験している様子が見られました。
・何度も繰り返し体験したいという体験者が多かったように思います。
・「書いてある内容が難しいね」と未就学児を連れた母親が話しているのを見かけました。
■展示物に対する意見・感想
・内容的には難しいというところがケミカル分野は多いため、実施体験する、実践するなど経験を通して得てもらうことが
有効的手法と考えているので、今回体験しながら知る機会を得てもらえ、良かったと感じる。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:2024年9月10日(火)~11月4日(月・祝)
■入場者の展示物に対する反応
非常に熱心にメモを取りながらパネルを熟読している来館者が数名見受けられた。
順序だてた内容で構成されているため、解説を交えることで来館者の理解度が増し、北極周辺の問題について理解を深めることができた。
ある程度の知識を持った、来館者とコミュニケーションをとりながら解説ができるスタッフを配置することで、より効果的な展示展開ができる素晴らしい展示である。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
■関連展示
⚫ 渋谷SDGs 解説パネル
渋谷の街やハチラボに関連したSDGs に関連する活動など紹介したパネル展示。
来館者に問いかけることでSDGs について自分自身の問題と感じてもらうことを目的とした。
⚫ 知ってるつもりなSDGs パネル
千葉市科学館が作成したSDGs に関する用語など(例:サステナブルファッション)を解説した、知識を得ることを目的としたパネル展示。
⚫ 汚染海洋水槽展示
水槽に魚と(魚の身体には害のない)海洋ゴミのオブジェを配置し、海洋のごみ問題や地球温暖化について来館者がどう考えるかを問う実物展示。
白化サンゴやマイクロプラスチックの本物のハンズオンも展示し、生物と併設展示することでより深く海洋問題について考えてもらう構成とした。
■関連ワークショップ
10 月5 日(土)開催
特別展関連ワークショップ「葉脈標本を作ろう」
内容:植物の葉にある茎から水分を運ぶための通り道「葉脈」の標本を作るワークショップ。
実験のほかに、植物とSDGs に関連した内容を解説し、SDGs への知見を深めてもらう。
開催時間:①10:30~11:30 ②13:30~14:30
参加費:無料、推奨年齢:小4~小6、定員:各回8 名、場所:なるほど実験室
10 月1 日(火)~11 月4 日(月・休)開催
リサイクル工作 リサイクルコマ
内容:科学館で夏休みに実施したスライムの特別展で使用した洗濯のりの空き容器をリサイクルしてコマを作り、SDGs やごみの分別についても学ぶ簡単なワークショップ。
開催時間:平日①13:30 ②15:00 土日祝①11:30 ②13:30 ③15:00 各回20 分
参加費:無料、推奨年齢:未就学児~、定員: 4 名、場所:ひらめき工房
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:2024年12月25日(水)~1月15日(水)
■入場者の展示物に対する反応
・パズルで遊びながら「これも化学物質だったんだ!知らなかった! 」という声があがっていました。
・すごろくがメインに展開されていたことから、子どもだけでも興味をもって展示を楽しむ様子が見られました。
・来館者に開催場所を何度か尋ねられました。(当館での開催場所がわかりにくかったのかもしれません。すみません。)
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
(意見・感想)
・大きなサイコロを力いっぱい転がしたり、自分自身がコマになったりと、体全体を使ってすごろくを楽しむ様子が見られました。
搬入・搬出は大変かもしれませんが、大きなすごろくという形は今回の展示にとても合っていたと思います。
・遊びと学びを一体化することによって、幅広い年齢層に興味をもってもらえたと思います。
特に、小さな子どもも楽しめるところが良かった。
(工夫)
・参加者には必ず靴を脱いでからすごろくを楽しんでもらいたいが、冬靴をわざわざ脱ぐ労力で煩わしい思いをさせたり、
その煩わしさで動機が薄れたりするのを防ぐため、開催場所は、必ず靴を脱ぐというルールが既にあるキッズスペースで開催した。
■展示配置イメージ
■展示状況写真