本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間 2024年9月14日(土)~10月27日(日)
■入場者の展示物に対する反応
月や火星の凸凹を実際に触ることで、今までとの見方が変わったようです。
特に月は子どもたちにも親しみのある天体で、地形の名前を確かめたりしていました。
太陽から惑星までの距離(ロープ)では親子で楽しんでいる姿を多く見ました。
惑星の大きさ比べでは太陽がどうしても床置きになってしまい、転がしたり、座ったりする子どもがいました。
大きめのプラスチック鉢受けを置いて転がらないように工夫してみました。
また他館が追加した点字パネルを戻す置き場所パネルがとても役立ちました。
展示は企画展「くらやみたんけん」の1コーナーとして展開させてもらいました。
当企画展内では点字クイズや点字が付いた日用品、絵本なども設置しました。
宇宙から日常生活まで、幅広く触る企画展が開催できました。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
・3D模型点字コーナー(左)と太陽系から惑星までの距離(右)
・関連展示「企画展・くらやみ たんけん」の他のコーナー展示物
・関連ワークショップ「点字で名前を書いてみよう!」
■展示状況写真
■展示期間 2024年11月2日(土)~12月1日(日)
■入場者の展示物に対する反応
・惑星や太陽系の大きさを実感できて良い展示だと思った。
・手の感覚だけで形を理解するのは、思った以上に難しかった。
・見えない方のすごさを感じた。
・3D 模型で月や火星の地形を立体的に確認することができて、写真とは違う発見があった。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
・月、火星の3D 模型と併せて、月面マップ、火星マップを展示しました。
・小惑星の3D 模型と併せて、はやぶさのイラストを展示しました。
・スペースの関係上、太陽ボールを置くことができませんでしたので、色模造紙にて対応する大きさの円形を作成し壁面に展示しました。
・太陽系の広がりロープを空中に張って、触りやすく距離感を実感しやすくしました。また、惑星等についての説明ポスターを作成し展示しました。
・星座を形作る星々を地球からの距離に応じて配置した「立体星座飾り」及び「天体のペーパークラフト」の工作を展示期間中に開催しました。
■展示状況写真
■入場者の展示物に対する反応
・目をつぶっても形がわかるのがおもしろかった。
・天体の凹凸に驚いた。
・視覚に頼らずに宇宙を感じる体験が新鮮だった。ふれることで、子どもと一緒に宇宙について考える良い機会になった。
・視覚障がいのある方にもない方にも楽しんでもらえる展示で、科学の楽しみ方の多様性を感じた。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
今回の巡回展示「宇宙をさわる」を開催し、触れることで宇宙を体験する新しい学びの機会を提供でき、来館者の皆様にとって新鮮な発見となったようです。
展示を通じて、こどもたちは直感的に天体の形や特徴を理解し、大人の方々からは「普段とは違った角度で宇宙を学ぶことができた」との声が寄せられました。
見るだけでない体験型展示は人気があり、貴重です。今後もこのような体験型の巡回展示物が増えるとありがたいです。
<展示について工夫した点>
・展示物をさわる時の注目ポイントを記載したオリジナルパネルを展示
・館オリジナルの惑星キャラクターや惑星写真パネル、模型、ポスターを掲示し、展示室全体を「惑星ゾーン」として演出することで、にぎやかで楽しい空間を作り出した。
■展示配置イメージ
■展示状況写真