本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間:2023年12月12日(火)~2024年1月14日(日)
■展示物に対する入場者の反響
・このような取り組みがあることを知れてよかった。(家族連れ)
・動画があったらよかった。
・大変興味深く見させてもらった。こういう大人向けの内容は今後も実施してほしい。(大人)
・子どもでもわかりやすく見られる内容であればなおよかった。(親子連れ)
■展示物に対する意見・感想
・パネル展示を通じ、日本と北極地域との連携がよく理解できました。
また、持続可能な社会の形成のため、地球規模での協力が不可欠であることを再認識しました。
来館者も、日本が協働で行っている取り組みについて関心を寄せたのではないでしょうか。
・鮮やかな写真が使用され、印象的でした。
■その他意見・感想など
・内容が少々専門的だったため、可能であれば、小学生くらいの子どもたちでも理解しやすい
配慮を少しだけでも加えていただけるとありがたいです。例えば持って帰れるような補助資料はどうでしょうか。
当館は主に市内の小学生・中学生を来館の主な対象者としているため、子どもたちが楽しめ、かつ教育的な要素も
取り入れられるような資料があれば、参加者全体の満足度が一層向上することでしょう。ご検討いただけますと幸いです。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:2024年1月6日(土)~2月18日(日)
■展示物に対する入場者の反響
地球温暖化が地球に様々な変化を起こし、北極がその影響をもっとも大きく受けていることについて
関心を持っている様子が見られた。
パネルを見た子ども達が「地球温暖化って知ってるよ!学校で習ったことある」と興味関心を持っている様子が伺えた。
北極だけでなく地球全体の環境や生態系に与える影響について考えていた。
学校で地球温暖化についてのテーマを授業で発表したことがあるお子さんもおり、北極や海面上昇について
自ら考えよく読もうとする様子が伺えた。
■展示物に対する意見・感想
自然環境の急激な変化は北極だけに留まらず、地球環境全体の環境や生態系に大きな影響を与えていることがわかった。
世界中の多くの研究者が北極について研究しており、北極の実態地球環境への影響について研究されていることが分かった。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■2024年9月10日(火)~11月4日(月・祝)
■入場者の展示物に対する反応
非常に熱心にメモを取りながらパネルを熟読している来館者が数名見受けられた。
順序だてた内容で構成されているため、解説を交えることで来館者の理解度が増し、北極周辺の問題について理解を深めることができた。
ある程度の知識を持った、来館者とコミュニケーションをとりながら解説ができるスタッフを配置することで、より効果的な展示展開ができる素晴らしい展示である。
■展示配置イメージ
■展示様子
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
関連展示
⚫ 渋谷SDGs 解説パネル
渋谷の街やハチラボに関連したSDGs に関連する活動など紹介したパネル展示。
来館者に問いかけることでSDGs について自分自身の問題と感じてもらうことを目的とした。
⚫ 知ってるつもりなSDGs パネル
千葉市科学館が作成したSDGs に関する用語など(例:サステナブルファッション)を解説した、知識を得ることを目的としたパネル展示。
⚫ 汚染海洋水槽展示
水槽に魚と(魚の身体には害のない)海洋ゴミのオブジェを配置し、海洋のごみ問題や地球温暖化について来館者がどう考えるかを問う実物展示。
白化サンゴやマイクロプラスチックの本物のハンズオンも展示し、生物と併設展示することでより深く海洋問題について考えてもらう構成とした。
■関連ワークショップ
10 月5 日(土)開催
特別展関連ワークショップ「葉脈標本を作ろう」
内容:植物の葉にある茎から水分を運ぶための通り道「葉脈」の標本を作るワークショップ。
実験のほかに、植物とSDGs に関連した内容を解説し、SDGs への知見を深めてもらう。
開催時間:①10:30~11:30 ②13:30~14:30
参加費:無料、推奨年齢:小4~小6、定員:各回8 名、場所:なるほど実験室
10 月1 日(火)~11 月4 日(月・休)開催
リサイクル工作 リサイクルコマ
内容:科学館で夏休みに実施したスライムの特別展で使用した洗濯のりの空き容器をリサイクルしてコマを作り、SDGs やごみの分別についても学ぶ簡単なワークショップ。
開催時間:平日①13:30 ②15:00 土日祝①11:30 ②13:30 ③15:00 各回20 分
参加費:無料、推奨年齢:未就学児~、定員: 4 名、場所:ひらめき工房