いのちってなに? 実施報告共有

本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。


厚岸町海事記念館

■展示期間

2023年4月29日(土)~2023年7月2日(日)

■展示物に対する入場者の反響

・今回は会期が2ヶ月以上の長い期間であり、プラネタリウム夜間投影やオーロラ映像上映会などイベント開催も多く、団体見学が増えてくる時期でもあったため観覧者が多かった。

・『命』という難しいテーマでありながら、見やすく分かりやすくまとめられていたため、小学生でも問題なく理解することができていた。

■展示物に対する意見・感想

・アンケートは行っていないので、個々の意見・感想は収集できなかった。

・パネルごとにテーマが分かれていることで、順を追って読まずとも理解でき、興味のある部分や知りたい部分を集中的に読み込むという見方もできるため、より効果的に多くの人に伝わる展示だと感じた。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

静岡科学館る・く・る

■展示期間

2023年7月1日(土)~2023年8月27日(日)

■展示物に対する入場者の反響

様々な見方からいのちの仕組みについて、来館者に興味関心を持って頂くことができた。特に受精卵から生まれるまでのパネルについて熟読する来館者が多かった。

パネルを見終わった後、「僕は何グラムで産まれてきたの?」といった会話を聞くことができ、いのちについて理解を深めていくことができたと伺えた。

また、来館者の中には青いキクについて興味を持った方もいて、「機会があれば見たい」との感想も聞くことができた。

■展示物に対する意見・感想

たんぱく質や酵素、遺伝子のお話など体を構成している物質について分かりやすくまとまっていた内容だと感じた。

いのちについて未だにたくさんの謎があり、世界中の研究者達がいのちの仕組みについて研究していることや、普段何気なく生活している私たちのいのちはどうやってできているのか、どうやっていのちが終わっていくのかを意識してもらうきっかけになったと感じた。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

フェライト子ども科学館

■展示期間

2024年3月20日(水)~2024年4月7日(日)

■展示物に対する入場者の反響

科学館展示通路上(にかほ自然科学者の書斎エリア)に展示しており、多くの来館者が足を止めておりました。

内容も「いのちってなに?」という基本的な内容から遺伝子やゲノム編集という最新の情報まで網羅しており、興味のある方は見入っているようでした。また、展示枚数も丁度良く、パネルの内容について親子で語り合う様子も見られました。

一方、当館は小学低学年以下の親子連れの来館者が多く少し難しく感じる方や足早に通過される方も多かったようにも思われます。

■展示物に対する意見・感想

年齢などによって、展示に対する興味や理解度に差異はあるものの、いのちや新しいバイオテクノロジーに目を向けるきっかけになったものと思います。

■展示配置イメージ

■展示状況写真


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