ケミカルパズル&ケミカルすごろく 実施報告共有

本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、2館の活用例を抜粋して共有いたします。


富山県立 イタイイタイ病 資料館

■展示期間:2023年7月15日(土)~8月31日(木)

■展示物に対する入場者の反響

夏休みの自由研究や作文執筆のために資料館を訪れた親子づれが、見学を終えて休憩しながらパズルやすごろくに挑戦される姿が多く見受けられました。

通常であれば見学が終わって素通りされることが多いですが、展示期間中は休憩を兼ねて眺めていらっしゃる方が多かったように思います 。

■展示物に対する意見・感想

説明パネルだけでは、来館者になかなか観てもらうことは困難かと思いますが、パズルやすごろくをされる中で 説明文を読まれて、「 そうだったのか 」という気づきが多くあったように思います。

親子連れで、上のお子さんが展示を見学されている際に、下のお子さんがパズルやすごろくをされている状況が多くありました。

すごろくを大きなマットにしてサイコロも大きなものにするというのは効果的で、大きなサイコロを振るのは小さなお子さんにとっては初めての体験される方がほとんどで大変好評でした。

そうして親子で サイコロを振ってコマを進める中でマットの説明文を読んで理解された方も多かったと思います。

エコチル調査関係については、パンフレットにエコチル調査の概要の記載はあるのですが、なかなか手に取ってもらうことが難しいので、記載内容を1枚にまとめたパネルがあるといいのかなと思いました。

ガイド DVD については、モニター等のスペース確保が困難だったため使用しませんでした。

■その他意見・感想など

パズル、すごろくマットの大きさが当館の展示スペースとぴったりで、違和感なく展示することができました。

SDGsクイズボードと組み合わせての展示が効果的であったと思います。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

千葉市科学館

■展示期間:2023年10月21日(土)~11月19日(日)

■展示物に対する入場者の反響

・「すごろく」というだけですでに興味を示しており、実際に体験しているときも楽しんで体験している様子が見られました。

・何度も繰り返し体験したいという体験者が多かったように思います。

・「書いてある内容が難しいね」と未就学児を連れた母親が話しているのを見かけました。

■展示物に対する意見・感想

・内容的には難しいというところがケミカル分野は多いため、実施体験する、実践するなど経験を通して得てもらうことが

有効的手法と考えているので、今回体験しながら知る機会を得てもらえ、良かったと感じる。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

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